サウンド形式変換ソフト:Rip!AudiCO
Written by ワトソン from now.

筆者は、Rip!AudiCOというソフトおよび作者とは何の関係もありません。 たまたま、このソフトを選んだだけのことなので、説明に誤りがあっても作者に連絡しないでください。 もちろん、このページのことを作者さんは知らないと思います。

なお、筆者はサウンド形式に付いての知識は少ないです。 良く解らないまま説明している部分があるので、了解してください。

Rip!AudiCO」は、有料のシェアウエア版と無料のフリーウエア版があります。 このページで紹介しているのはフリーウエア版のほうで、バージョン「4.02」です。 フリー版は、一度に登録/処理できるファイル数が4つに制限されているだけで、その他はシェアウエア版と変わりないらしいです。

「Rip!AudiCO」は、以下のサウンド形式を相互変換できます。 また、「ビットレート」や「サンプリング周波数」を変更することもできます。

また、音楽CDのトラックを読み込んで上記の形式に変換できるみたいですが、良く知らないので紹介しません。 さらに、サウンドファイルに埋め込む「タグ」(曲名などを記録したもの)を書き換えできるらしいですが、これに付いても良く知らないので紹介しません。

なお、「非可逆圧縮形式」に付いては、下記リンクを参考にしてください。
圧縮ってナニ?解凍ってナニ? → ■ 可逆圧縮と非可逆圧縮( 不可逆圧縮 )

■ ダウンロード

作者のサイトとダウンロードサイトであるVectorでのURLを紹介しておきますが、最新バージョンをDLするには作者サイトのほうが良いと思います。

作者のサイト

http://pino.to/audico/download.htm

シェアウエア版とフリー版の両方が掲載されているので、間違わないように。

Vector

フリーウエア版
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se202196.html

シェアウエア版
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se216631.html

なお、執筆現在の最新バージョンは「4.02」なので、このバージョンに付いての説明になります。

「Rip!AudiCO」が動作するためには、「WMAランタイムライブラリエンジン」というものが必要らしいですが、「Windows Media Player 」に付属しているらしいです。 「Windows Media Player 」は、ウインドウズにに付属しています。 ただし、バージョン「9」以上であることを推奨しているらしいです。

「Windows Media Player 」は、執筆現在での最新バージョンは「10」です。 バージョンによってはセキュリティ面が弱いらしいので、最新バージョンにアップデートしておくと良いでしょう。
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/download/
上記リンクにて最新バージョンをダウンロードしてインストールすることでアップデートできますが、「Windows Media Player」の「ヘルプ」にてアップデートするのが簡単で確実でしょう。

  • [スタート]ボタン→「すべてのプログラム」→…省略…「Windows Media Player」

    ウインドウズのバージョンなどによって、ショートカットの位置が異なると思うので探してください。

なお、ウインドウズには2つの「Windows Media Player」が付属しています。 ここで言う「Windows Media Player」は、下記画像の左側のほうです。

  • メニュー「ヘルプ」→「バージョン情報」

    バージョンを確認できます。

  • メニュー「ヘルプ」→「プレーヤーの更新の確認」

    このコマンドでアップデートできます。

Rip!AudiCOを使って「MP3形式」に変換するためには、「 LAME_ENC.DLL 」というファイルが必要です。

「LAME_ENC.DLL」のダウンロードサイトは、「Rip!AudiCO」の作者サイトで紹介されていますが、バージョンが古いです。 なので、最新バージョンをダウンロードできるサイトを先に紹介します。

最新バージョンで不具合が出るなら、作者サイトにて紹介しているサイトのバージョンを入れ直すと良いでしょう。

LAME MP3 encoder and other high quality encoding - decoding tools
執筆現在での最新バージョンは、「3.96.1」です。 自己解凍ではないので、「ZIP形式」に対応した解凍ソフトが必要です。
圧縮解凍ソフト : +Lhaca
解凍すると複数のファイルが作成されますが、必要なのは「LAME_ENC.DLL」だけです。

「LAME_ENC.DLL」は、「Rip!AudiCO」のフォルダに入れるか、「WINDOWS」フォルダに入れます。 直下でないと認識されないので、フォルダを作ってはいけません。 「WINDOWS」フォルダは、一般的には「C」ドライブの中にあります。

こちらが、「Rip!AudiCO」の作者サイトで紹介されているサイトです。
LAMEエンコーダー(LAME_ENC.DLL)インストーラー配布
( 「 LAME エンコーダーインストーラー for Windows 全般 」をクリックします )

執筆現在での最新バージョンは、「3.93」です。 自己解凍なので、ダウンロードしたファイル()をWクリックなどで自動的に実行されます。 また、「LAME_ENC.DLL」が「WINDOWS」フォルダに自動的に保存されます

■ インストールと起動

執筆現在のRip!AudiCOのバージョンは「4.02」で、ダウンロードするファイルはフリー版なら「 rpadic402f.exe 」です。 このファイルをWクリックなどで実行すると、あとは画面の指示に従って進めば自動的にインストールされます。 インストールが終了すると、自動的にRip!AudiCOが立ち上がります。

インストールが終了するとRip!AudiCOが立ち上がり、「 若葉ウイザード 」というボックスが現れます。 初心者に配慮したものだけど、これに頼ると逆に使いにくいと思います。

  • 「起動時に表示」のチェックを外す
  • [閉じる]ボタンをクリック

「 起動時に表示 」のチェックを外すと、次回から現れません。 再び出現させたいときは、メイン画面にて若葉マークのアイコンをクリックします。

そして、[ 閉じる ]ボタンをクリックすると、後ろに隠れているメイン画面が現れます。

なお、「 Rip!AudiCO 」へのショートカットは[スタート]メニューに作成されます。

  • [スタート]ボタン→「(すべての)プログラム」→「♪Rip!AudiCO FREE」→「Rip!AudiCO FREE Ver (バージョン番号)」

また、インストールの初期設定ではデスクトップにも作成されます。

■ 出力先の設定

インストールが終わってRip!AudiCOが立ち上がったら、とりあえず出力先の設定を行いましょう。 出力先とは、変換で新たに作成されるファイルの保存場所のことです。 最初に行う必要は無いですが、最初に行っておいたほうが安心です。

なお、この設定を行う以前に変換を行うと、「Rip!AudiCO」のフォルダに「OUTPUT」というフォルダが作成されて、その中に変換後のファイルが作成されます。

  • メニュー「 編集 」 →「 出力先を選択 」

「 フォルダの参照 」ボックスが現れるので、保存場所となるフォルダをクリックで指定します。

指定すると、後述する「出力先の選択?」欄に登録されます。

なお、変換後のファイルと同名のファイルが出力先に存在するときは、同名ファイルに「old」という拡張子が付加されます。

出力先フォルダを一時的にでも作って登録しておくと、そのフォルダを削除しても変換時にRip!AudiCOが再作成してくれます。

「 Rip!AudiCO 」では複数のファイルを登録できるので、専用のフォルダを作成しない場合は、変換後のファイルが既存のファイルに混じって散らばる場合があります。

たとえば、デスクトップにaudico_henkanというようなフォルダを作成して、指定します。 フォルダを削除しても、出力先の選択欄?にてリストされているフォルダを指定すれば、フォルダは再作成されます。

出力先を指定すると、異なるフォルダを指定するたびに、「出力先の選択?」欄に追加されます。

変換時は、ここでフォルダを指定すれば良いわけです。

なお、筆者が調べた限りでは、登録解除する設定は無いみたいです

メニュー「 編集 」→「 出力先を全て消去 」コマンドは、選択している出力先フォルダの中身を消去するコマンドです。 フォルダ内の、すべてのファイルが削除されてしまいます。

■ 変換操作

「 Rip!AudiCO 」にファイルを登録すると、その後は登録ファイルに対して変換形式や変換後のビットレートなどを変更できません。 設定は変更できますが、登録したものには反映されないのです。 なので、先に変換形式などを指定して、その後にファイルを登録します。

なお、「■ インストールと起動」コラムで言ったとおり、「若葉ウイザード」が現れたときは、「起動時に表示」のチェックを外して、[閉じる]ボタンをクリックしましょう。

もちろん、若葉ウイザードを使っても構いません。 ある意味では便利です。 説明は割愛するので、使い方は自分で調べてください。

■ 音質を選択

音質の選択に付いて、筆者は良く知りません。 なので、一部だけ紹介します。 他の項目は項目名で何となく解るものもあります。

  • メニュー「 表示 」→「 変換形式設定 」
  • 変換したい形式のタブを開く

    最初に注意しておきますが、変換形式を選択する操作ではありません。 変換形式の決定は、メイン画面にて行います。

何度も言いますが、ファイルを登録してから設定を変更しても、登録済みのファイルには反映されません。 必ず、ファイルを登録するまでに設定を変更する必要があります。

  • ビットレートとサンプリング周波数

    WAV形式では、ビットレートは指定できないみたいです。 サンプリング周波数によって、ビットレートが決まるみたいです。

    ビットレート」と「サンプリング周波数」は、変換前に対して変換後の値が小さくなるほど、音質が低下する代わりに、ファイルサイズが小さくなります

    変換前の値に対して変換後の値が大きい場合は、ファイルサイズが増えるだけで音質は良くなりません

  • ステレオ(stereo)/モノラル(mono)

    ステレオ/モノラルを選択できるのは、WMA形式だけです。 他の形式は、変換前と同じだと思います。

    変換前がモノラルで変換後がステレオの場合は、音質は変わらないのにファイルサイズが約2倍になります。

    その逆で、変換前がステレオで変換後がモノラルの場合は、ファイルサイズが約半分になります。 左右がミックスされて1つになると思いますが、音質が低下したように感じる場合があると思います。

音質だけを変換したい場合は、「音質orタグ変換」タブにて、各形式欄にある「…をしない」のチェックを外しておく必要があります。

チェックが入っている場合は、音質は変換されません。

ファイルのプロパティにて、ビットレートなどが表示される場合があります。 変換前の値を確認して、変換後の値を決定すると良いでしょう。

  • サウンドファイルを右クリックして「プロパティ」
  • 「概要」タブを開いて[詳細設定]ボタンをクリック

    ただし、ウインドウズXPの場合です。 他のバージョンは、良く知りません。

説明は割愛しますが、、フォルダウインドウにて「詳細表示」を選択して「表示項目」を設定する、という方法もあります。
Win-Tips : ファイルやフォルダ

■ 変換形式を選択

  • メイン画面にて変換したい形式のタブをクリック

サウンド形式は変えずに、音質だけを変更したい場合は、「音質変換」タブをクリックします。

なお、タブ形式になっていますが、単なるボタンです。 その下にあるファイルリストとは連動していません。

つまり、ファイルを登録したあとは、他のタブをクリックしても変換形式は変更されないし、複数の形式に変換などはできません。

■ ファイルを登録

ファイルを登録する方法に付いては、下記コラムを参考にしてください。
■ ファイルの登録方法

ファイルを登録すると、リスト欄にリストされます。

このとき、入力元(変換前)と出力(変換後)のビットレートやサンプリング周波数が表示されます。

リストの左側にあるチェックを外すと、そのファイルは変換が行われません。 また、変換が終了すると、チェックが外れます。 なお、変換が終了しても登録は削除されません。

「■ 音質を選択 」セクションで言ったとおり、変換後のビットレートやサンプリング周波数を上げても音質は良くならないしファイルサイズが増えるだけなので、この辺りを確認しておきましょう。

登録以後は、出力先以外は変更できません。 音質を変更したいときは、ファイルの登録を取り消して、音質の設定を変更して、ファイルを再登録します。

登録を取り消すには、リストされているファイルをクリックで選択(背景が反転)して、[Delete]キーを押します。 または、以下のコマンドを実施します。

  • メニュー「アイテム」→「アイテム削除」

    選択しているアイテム(リストされているファイル)の登録が抹消されます。

なお、リストされているファイルの選択方法は、ウインドウズでのファイルの選択方法と同じです。 [Shift]キーまたは[Ctrl]キーを併用することで、複数を選択できます
Win-Tips : ファイルやフォルダ → ■ ファイルなどの選択

■ 保存先を選択

保存先の選択は、「■ 出力先の設定」コラムで説明したとおりです。

別の保存先を選択したいときは、メニュー「編集」→「出力先の選択」、または、先画像中の青枠のアイコンをクリックします。

なお、出力先の変更はファイルを登録以前でも以後でも構いません。

「 Rip!AudiCO 」では、フォルダを丸ごと登録することができます。 この場合は、出力先フォルダの中に、さらにフォルダが作成される場合があります。

■ 変換開始

  • メニュー「ファイル」→「変換開始」

変換を開始すると、処理の進行を示すボックスが現れます。

このとき、「…出力先フォルダを開く」にチェックを入れると、変換終了後に出力先のフォルダが開かれます。

変換後に作成されるファイルの名前は、変換前の拡張子を変更したものになります。 たとえば、「sound.wma」をMP3形式に変換すると、「sound.mp3」というファイルが作成されます。

音質だけの変換など、形式を変換しない場合は、元のファイル名と同じです。

変換時は、出力先に同名ファイルが存在するか否かチェックされます。 同名ファイルが存在するときは、名前を変更するか否かの選択肢が現れます。

  • [OK]ボタン

    出力先に存在するファイルは、「元のファイル名,元の拡張子.old」というファイル名に変更されます。

  • [キャンセル]ボタン

    同名ファイルの名前は変更されず、変換処理も行われません。

■ ファイルの登録方法

何度も言いますが、ファイルを登録してから変換後の形式や音質を変更することはできないので、必ず先に「 Rip!AudiCO 」を立ち上げて、変換形式と音質を確認または変更して、その後に登録を行います。

なお、最初に言うと、複数のファイルを一度で登録できるし、フォルダ丸ごと登録することができます。 たとえば、フォルダを「 Rip!AudiCO 」にドラッグすると、そのフォルダの中のファイルが登録されます。 このとき、フリー版では同時登録数が4つに制限されているので、それ以上のファイルがあっても4つしか登録されません。

登録するときは、ファイルやフォルダを選択しますが、ファイルとフォルダが混在していても構いません。 選択した中から、WMA/MP3/OGG/WAV/M3U/RMP/PLSファイルを抽出してくれます。 なので、余計なファイルが混じっていても構いません。

選択した中にフォルダが存在する場合は、変換が完了すると出力先フォルダの中に、さらにフォルダが作成される場合があります。

■ 送るメニューを利用する場合

操作が簡単なので、筆者推奨の方法です。 この方法では、ファイルとフォルダのどちらでも登録できます。 また、後述する右クリックコマンドを使う必要がなくなるので、右クリックコマンドを削除できます。

  • ファイルまたはフォルダを右クリックして「送る」→「 Rip!AudiCO 」

この操作を行うためには、「 Rip!AudiCO 」のショートカットを「Send To」フォルダに保存する必要があります。

「送る」メニューについては、下記リンクを参考にしてください。
Win-Tips : 送るメニュー

ファイルやフォルダを選択する方法は、下記リンクを参考にしてください。
Win-Tips : ファイルやフォルダ → ■ ファイルなどの選択

■ 右クリックコマンドを利用する場合

「 Rip!AudiCO 」をインストールすると、wav/wma/mp3などのファイルの種類に対して、自動的に右クリックコマンドが追加されます。

ただし、複数のファイルを選択した場合はコマンドは現れません。 また、フォルダを右クリックした場合も現れません。

なお、コマンドを実施すると、以前の設定に関係なく、右クリックコマンドに対応する変換形式が自動設定されます。

「送る」メニューで登録などを利用する場合は、右クリックコマンドは不要だと言えます。 それに、複数のファイルに対して行えないし、フォルダに対しても行えません。 筆者の個人的意見としては、右クリックコマンドは削除したほうが良いと思います。

右クリックコマンドを取り消すには、以下の操作を行います。

  • メニュー「表示」→「シェル拡張」

    「シェル拡張」をクリックするたびにチェックが付いたり外れたりします。 チェックが外れると、右クリックコマンドが消えます。

■ Rip!AudiCOのメイン画面にて行う場合

  • メニュー「 ファイル 」→「 ファイル追加 」

コマンドを実施すると、「 MUSICファイルの追加 」ボックスが現れますが、ファイルを開くボックスと同じなので、説明しなくても使い方は解るでしょう。

なお、複数を選択できます。

  • メニュー「ファイル」→「アルバム追加」

コマンドを実施すると、「 フォルダの参照 」ボックスが現れるので、ドライブまたはフォルダを選択します。 OKボタンでメイン画面に戻ると、選択したドライブ内またはフォルダ内のサウンドファイルが登録されているはずです。

「 サブフォルダも追加 」にチェックを入れない場合は、選択したドライブやフォルダの直下にあるサウンドファイルだけが抽出されます。

たとえば、Aフォルダの中にBフォルダがあるとして、AフォルダとBフォルダの両方を対象にしたい場合は、Aフォルダを選択して「サブフォルダも追加」にチェックを入れます。

  • メイン画面にファイルをドラッグ&ドロップ

変換したいファイルをクリックしながら、ウインドウの中にドラッグ&ドロップします。

■ ツールアイコン

メニュー「ファイル」→「変換開始」コマンドと同じです。
「 若葉ウイザード 」ボックスが現れます。
メニュー「ファイル」→「ファイル追加」コマンドと同じです。
メニュー「ファイル」→「アルバム追加」コマンドと同じです。
メニュー「表示」→「変換形式設定」コマンドと同じです。
メニュー「編集」→「出力先の選択」コマンドと同じです。
メニュー「アイテム」→「MP3CDの曲順表示」コマンドと同じです。
二つのアイコンは、クリックで交互に切り替わるようになっています。
良く解りませんが、変換後のファイル名の先頭が連番になったり、ならなかったりします。
メニュー「アイテム」→「曲順を上げる/下げる」コマンドと同じです。
リスト欄で選択してるものが、これによりリスト内で上下します。
メニュー「アイテム」→「アイテム削除」コマンドと同じです。
リスト欄で、選択しているファイルがリストから削除されます。
登録の削除だけなので、ファイルが削除されるわけではありません。
なお、[Delete]キーで代用できます。
終わり・・・それでは(^o^)丿